TBS「消えた天才」放送休止 映像加工ほかに3件…変更番組で謝罪
TBSは8日、8月11日に放送した人気番組「消えた天才」の中で映像を加工したことを謝罪する字幕を流した。「大陸横断!世界の珍獣プレミア映像」の最後で謝罪した。また、過去の放送でほかに3件あったことを報告。調査が完了するまで「消えた天才」の放送を休止するとしている。
TBSは「本日夜6時半より予定していた『消えた天才』の放送を急きょ取りやめ、内容変更となり誠に申し訳ございませんでした」と番組変更となったことを謝罪。
続けて、「ここで『消えた天才』について視聴者の皆さまにご報告とお詫びがございます」とした。「8月11日の放送で リトルリーグの全国大会で活躍した当時12歳の少年の試合映像を放送した際 映像を早回しすることで実際の投球よりもボールのスピードが速く見える加工を行っていたことが分かりました」と経過を説明。
「アスリートのすごさを実際の映像で見せるという番組の根幹をなす部分を加工することは番組として絶対にあってはならない手法だと考えております」と猛省した。「取材に協力してくださったご本人及び関係者の方々、そして番組をご覧いただいた視聴者の皆さまに深くお詫び申し上げます」と謝罪を重ねた。
さらに、「また過去の放送で同様の加工が行われていなかったかどうか調査を行った結果 現時点で8月11日放送分の他に3件あったことが確認されました」とし、調査が完了するまで「消えた天才」の放送を休止するとした。TBSは「重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪を重ねた。