北斗晶 「集団心理では」…台風時に出勤する会社員、みんな行ってたらどうしよう
元プロレスラーでタレントの北斗晶が10日、TOKYO MXの「5時に夢中!」に出演し、台風15号が関東地方に上陸した際、交通機能に甚大な影響があり、思うように移動できない中でも人々が出勤したことについて、「集団心理だと思う。みんな行ってたらどうしようとか」などと心理を分析した。
番組では、「台風出社は美徳?」とのテーマでトークを展開。交通網に大きな影響があるなか出勤することに「勤勉な国民性にある」「休んでもいいのでは」などの論考を引用した。
北斗は「私はその日は台風が落ち着いてからの仕事だった」と自身について話した。埼玉から東京に向かったそうで、その道中にときに「すごいサラリーマンの方が出社するのに駅に行ってたり、タクシーにずらっと並んでいたりしてるわけよ」と振り返った。
「それ見てなんだろ…みんな集団心理だと思うのよ。みんな行ってたらどうしようとか、自分だけ行かなかったらやばいんじゃないかとか、だからとりあえず行ってみようという」と分析。「出ない方がいいと言われていても会社だけはみたいな。会社としても考えなければいけないんじゃないかな」と台風来襲時のあり方に一石を投じた。
MCのふかわりょうが「どこかまだ、勤勉というのが残ってしまうのでしょうか」と尋ねると、作家の岩下尚史氏が「勤勉とか美徳とは違う問題。空気とか、気兼ねとか。みんなが行くんだったらとか。自信のなさですね。普段から能力があれば考えなくて済む」との考えを述べた。