N国・立花代表、竹島を捨てる議論も必要…「70年近く占領されている」

中央区議の二瓶文徳氏(左)と面会した立花孝志氏=東京・中央区役所前
二瓶区議との面会を求めて中央区議会を訪れた立花孝志氏=東京・中央区役所前
取材対応を止めるように要請する中央区議会職員に言い返す立花孝志氏=東京・中央区役所前
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 「NHKから国民を守る党(N国)」の党首で参議院議員の立花孝志氏(52)が10日、自身に対して脅迫での被害届を出した東京・中央区議の二瓶文徳氏(25)への面会を求め、区議会が入る同区役所を訪問した。区役所前では報道陣の取材に対応。日本と韓国がともに領有権を主張している竹島について、領有権は韓国にあるという趣旨の主張を表明した。

 竹島については、同党の丸山穂高衆院議員(35)が韓国議員団の上陸に対して「戦争で取り返すしかないんじゃないですか?」と投稿したことで話題に。立花氏は「家でも、所有者に家賃も払わず20年間勝手に住んでたら、所有権は住んでる人に移る」と、不動産の「取得時効」について説明した。

 それに照らし合わせ、「70年近く占領されてるのに、今さら『日本の領土』って言ったら、戦争になるでしょ!だから、もう日本の領土じゃないってはっきり言ったら、戦争にならないということを言ってる。そういうことも考えましょうよと」と、現状での領有権は実効支配している韓国にあると主張した。

 続けて「一番、国民を平和に導くためには、竹島はもう捨てるっていうことも、国民の皆さんの中で多数決で決めるというのも必要」と持論を展開。「勝手に日本のものだと言ってるから、韓国も怒ってるんでしょ!?『俺たちが67年間も守り続けている島を、なんで日本が領有権あるって言ってるんだ』と揉めてるんだから、あの島は韓国のものだと決めてしまえば、戦争しなくていいわけでしょ?その問題提起をしてるに過ぎない」と、丸山議員の投稿を擁護した。

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