キューティーハニー・高崎かなめ 「ハニーフラッシュ!」で生みの親・永井豪氏を悩殺

 「デビルマン」、「バイオレンスジャック」など数々の名作漫画を世に送り出した漫画家・永井豪氏(74)の画業50年突破を記念した「画業50年“突破”記念 永井GO展」(14~29日、東京・上野の森美術館)の内覧会が13日、同館で開かれ、永井氏と、人気キャラクター「キューティーハニー」にふんしたグラドルの高崎かなめ(22)が登場した。

 ハニーにプレゼントを贈られ、決めぜりふの「ハニーフラッシュ!」を浴びた永井氏は、「うわーっ!」と悩殺されてよろめいてみせるサービス精神を発揮。

 大阪、故郷・石川と巡回して東京に来た本展に「本当にもう感無量というか、感激ですよ。50年ただひたすら、ひたむきに描いてきた50年の作品が凝縮されたものが展示されていて、うれしく思います」と喜び、「なんとか漫画家として存在したいという願いで必死にひたすら描いてきた。それが皆さんの心に少しでも触れるようでしたら、うれしいかなと思います」と願った。

 会場には数多くの貴重な原画や資料、マジンガーZやゲッターロボなどのフィギュアが展示される他、永井氏の仕事場が「ほとんどまんま」(永井氏)再現されている。

 背後の壁には「有名な浮世絵やなんかを、自分なりにいたずらでしょっちゅう描くのを趣味にしています」という、趣味のイラストも「展示できないものは外して」(同)展示。また、フランスから授与された勲章「シュバリエ」も展示されており、「意識してなかったけど、いただいてから反響があって、すごくいいものをもらったんだなと感じております」と、照れ笑いを浮かべていた。

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