南果歩 前夫・渡辺謙の不倫発覚後のうつ病 「寝られない、食べられない」
女優の南果歩(55)が14日、TBS系「サワコの朝」に出演し、前夫で俳優の渡辺謙の不倫発覚後に患ったうつ病闘病について語った。
南は52歳だった2016年に乳がんの手術を受けた。その後17年に渡辺の不倫スキャンダルが発覚し、18年に離婚。MCの作家・阿川佐和子氏が「聞きにくいことですが、2度目の結婚で、ダンナがニューヨークで活躍してたでしょう。それをバックアップしている姿を見ていたし…」と前置きし、乳がん手術や渡辺の不倫について触れ「どうやって精神を落ち着かせようと?」と尋ねた。南は「落ち着かなかったですよ。うつ病にもなり、治療を受けた」と話した。
当時の状況について「東京にいるとつらかったのでアメリカに逃げました。寝られない、食べられないという生活が続いたので」と説明。規則正しい生活を送るため、語学学校に通ったという。「サンフランシスコで友達の女性の自宅に居候させてもらい、寝ても寝られなくても、朝9時から学校で勉強する。土日は友達と遊びに行くって」と生活を変えることで治療に取り組んだという。
阿川が「めでたく離婚されて…」と話を進めると、南も「別れって悪いこともあるけれどいいことも出て来る。そういう風に考えないと。離婚した、病気もした、と思っているとそうなる。でも全くそう思っていない。私にも“阿川婚”があるかもしれない」と、17年に63歳で元大学教授と結婚した阿川を例に出し、希望をみせた。「自分の可能性は自分が信じていくしかない。人生の最後の最後に、出会った人みんなに感謝したい」と結び、現在は何でも受け入れるフラットな状態であることをアピールした。