コブクロ小渕のMGC国歌独唱後の動画が反響「緊張しすぎました…」
15日に開催された「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」で「君が代」を独唱したコブクロの小渕健太郎(42)の歌声が反響を呼ぶ中、日本陸上競技連盟(JAAF)が公式ツイッター上で公開している歌唱後のコメント映像の再生回数が7万8900回(17日午後4時時点)を超えている。
マラソンが好きで、2012年に大阪マラソンでフルマラソンに初挑戦し、3時間47分45秒を記録した小渕。スタート地点で、男子のレースのスタート直前に国歌を独唱した。
黒いスーツ、黒いネクタイ姿で頭を90度下げて深々と一礼。右手を胸に当て、歌い始めると、歌い出しからやや声が上ずったようになり、そのままファルセットのような超高音の声色で歌い切った。
路上ライブからスタートし、抜群の歌唱力で国民的人気デュオとなり、数々の大舞台を経験しているコブクロ。いつもとは違う歌声に、ネット上では小渕関連の言葉が急上昇ワードでトレンド入りするほど反響を呼んだ。
JAAFの公式ツイッターには歌唱後の小渕の25秒の動画がアップされた。「今日は素晴らしい場に呼んでいただきまして、ありがとうございました。選手の皆さん全員がベストを尽くせることを願って歌いました。緊張しすぎましたけれども(※と右手で心臓のあたりを押さえる)、1人1人がこの天候の中で走ることをイメージしていたら、僕も胸が熱くなりました」と独唱時の心境を説明し、「でもすごく気持ちのいい日なので、皆さんがいいゴールを切ることを願っています。頑張って下さい」と笑顔でメッセージを送っている。
この動画投稿には「これほど場数踏んでても、ここまで緊張するものなんですね」「声が裏返ってしまったのかな??ファルセットで歌う国歌も素敵でした!」と緊張した姿に驚く声も。さらに「私達コブファミは小渕さんの声を知っています。いつもは緊張なんかしないのに、今朝はMAXの緊張感が伝わってきました。声が裏返ってしまったとブログの更新も有り難うございます」「限界に挑戦する姿がかっこよすぎます」「胸熱くなりました」などと熱いメッセージも寄せられている。
なお、NHKの中継では、小渕の歌唱後、冨坂和男アナウンサーが「雰囲気が変わってきますね」と振ると、有森裕子さんが「こちらまでドンドン緊張してきますね」とコメントしていた。