どぶろっく再ブレークで思い出したい「あらびき団」 森は番組愛つづるツイート

 コント日本一を決める大会「キングオブコント2019」に歌ネタを得意とするどぶろっくが輝いた。生中継したTBS以外の番組にも出演し、「もしかしてだけど」に続く再ブレークへ突き進んでいる2人だが、ここで思い出したい番組がある。TBS系の深夜で放送されていた「あらびき団」だ。

 東野幸治(ライト東野)と藤井隆(レフト藤井)がMCとして、若手のネタをVTRで鑑賞し、ツッコミを入れる番組だったが、注目したいのはその中身。尖りに尖った芸人や、すでにブレークした芸人であっても知られているものとは全く異なる作風のネタを“ぶち込む”という独自のスタイルでお笑いファンに愛されていた。地上波でのレギュラー放送は11年に終了し、ネット配信や、年1度ほどのペースで地上波特番が近年は放送されている。

 この番組からブレークしていったタレントは数多い。「エアあやや」で人気を博したはるな愛や、世界のナベアツ、ハリウッドザコシショウ、モンスターエンジン、シソンヌらが存在感を示した。

 どぶろっくもその中の1組だ。

 ツイッター上ではメンバーの森慎太郎がこんなやりとりをしていた。近年では年末に行われている「あらびき団」における頂点を決める大会「あら1グランプリ」を今年も開催することを希望する東野のツイートをリツイート(引用)し、「あらびき団は僕らの言わば出身地。地元の祭りが盛り上がるならば!力になれるならば!TBS様、よろしくお願いいたします」(9月22日、午後4時57分投稿)と発信。“あらびき団愛”をうかがわせた。

 「あら1グランプリ」は17年末、昨年末には放送されており、「キングオブコント2019」のファイナリスト、かが屋、空気階段も昨年の「あら1」ファイナリスト。この番組が継続して放送されていけば、“あらびきな”芸人に光が当たるチャンスは増える。視聴者としても「あらびき団」の一番の魅力である、「なんだこれは?」と面食らうようなネタに出会える機会につながるだろう。できれば、“レギュラー”が復活すれば、さらに大きな機会になるが。

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