布袋寅泰、コブクロ小渕の国歌斉唱に「本人が一番悔しい」高音歌唱の理由も推察
ギタリストの布袋寅泰がインスタグラムで、「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」でのコブクロ・小渕健太郎の国歌斉唱が反響を呼んでいることに言及。「誰よりも本人が一番悔しい思いをしているはずだ」と気持ちを察し、高音で歌わざるを得なかった理由を推察した。
小渕はMGCの国歌斉唱で、深々と一礼をした後に歌い出したが、最初からキーが高く、最後までファルセットのような超高音で歌いきった。この歌唱に直後からネットでは「ここまで緊張するのか」と驚きの声が上がっていた。
これにライブなどでコブクロと共演経験もある布袋は22日に更新したインスタグラムで、動画で歌唱シーンを見たとした上で「確かに理想的な歌唱であったとは言えず、誰よりも本人が一番悔しい思いをしているはずだ」と小渕の気持ちを代弁した。
そして、高音での歌い出しになってしまったことについて「本人は言い訳することは出来ないが、歌い出しの前深々とお辞儀をして、発声の際大切な横隔膜と喉との間の呼吸バランスが崩れ、歌い出しからオクターブが狂い、瞬時に元に戻すことが不自然だと察し、そのままキーで歌わざるを得ない状況であったと僕は推測する」と見解を示した。
もちろんプロの歌手であることから「擁護もしない。しかし否定もしない」とした上で「ただ、力ある素晴らしいシンガーの一度のミスを、寛大に受け入れようとしない風潮を、僕はとても寂しく思う」と小渕の歌唱を非難する人へ呼びかけていた。