アンジュルム・勝田里奈が卒業…4000人のファンやスタッフに感謝伝える
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムの勝田里奈(21)が25日、横浜市のパシフィコ横浜で行われたライブに出演し、ハロプロとグループから卒業した。
今年3月に文化学園大学短期大学部ファッション学科を卒業した勝田は、6月26日に「ファッション関係の仕事がしたい」と卒業を発表。わずか3カ月の“準備期間”で2011年から約8年在籍したグループを離れた。
会場は冒頭からメンバーカラーのオレンジ一色で染められ「りなぷ~」コールの大合唱となった。普段は「省エネ」と称される脱力感のある動きで知られる勝田も、ここぞとばかりの熱いパフォーマンスで応えた。
アンコールでは、最初で最後のソロ曲「とっておきのオシャレをして」(11月20日発売のシングルに収録)を初披露した。卒業セレモニーで着用した黒のノースリーブとシースルーのスカートの衣装は自らがデザインを手がけたもの。卒業とともに「ファッションの仕事」の第一歩を踏み出した。
セレモニーでは集まった4000人のファンやスタッフらに「ありがとうございました。みなさんが愛情を持って接してくださる。そんな当たり前だと思っていたことがありがいことだと思います」と感謝。メンバーには「本当に楽しかったです。出会ってくれてありがとうという気持ちです」と笑顔で伝えた。
この日は会場に前リーダーの和田彩花(25)、元「スマイレージ」の福田花音(24)、前田憂佳さん(24)、同期でミュージカル女優の田村芽実(20)熱狂的なアンジュルムファンとして知られる女優の蒼井優(34)らも訪れていた。
勝田は2009年にハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)に参加。11年に改名前の「スマイレージ」に加入し、同年9月28日、7枚目のシングル「タチアガール」でデビューした。ハロプロエッグ加入から10年、アイドル人生にピリオドを打った。引退はせずに、今後もタレント活動は続ける。