古市憲寿氏、筆算定規問題に「本当に頭悪い」「筆算自体、いらない」
社会学者の古市憲寿氏が26日、フジテレビ系「とくダネ!」で、定規で筆算を解かなかったことから、160問のやり直しを言われたという小学校の話題に触れ「筆算とか、漢字のとめはらいとかでバツをつけるって、本当に頭悪い」と言い放った。
番組では、筆算に定規を使わなかったことから、宿題をやり直しさせられたという記事を特集。記事になった小学校を管轄する福岡県教育委員会の見解や、子供を持つ親の声、元教師や、教育評論家の声などを紹介した。
教育評論家によると、成績上位者の子の特徴として、丁寧さや正確さがあることから、筆算の線を定規で引く意味があるというが、これに三浦瑠麗氏は「丁寧さ、正確さっていうのは、大人が教えようとしたときに従順に聞いた方が、忍耐力があった方が結局、そこそこの所まで伸びるという、大人の教えやすさ。本当の能力とは分けた方がいい」と大人の都合があると指摘。
古市氏も「筆算とか、漢字のとめはらいとか、そういうことでバツを付けるって、本当に頭悪いなあって思っていて」とバッサリ。「だって、定規で真っ直ぐ引いたからって、一生観察したわけじゃない。誰かの人生を筆算定規で引いた人、引かない人で生涯観察して年収が全然違うとかなら分かりますけど」と憤まんやるかたない表情だ。
これをからかったのが伊藤利尋アナ。「だって、古市さん、めちゃめちゃ字が汚い」というと、古市氏は図星なのか苦笑。そして「筆算自体、いるのかっていったらいらない。電卓とかいくらでもある。古くさいことやってんだな」と吐き捨てていた。