中山忍、姉・美穂への思い「お姉ちゃんは華やかなのに妹は…」コンプレックスの日々
女優の中山忍(46)が26日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、姉で女優の中山美穂に対する率直な思いを打ち明けた。
中学生の時に、姉・美穂を見送りに行った成田空港で監督の目に止まりデビューとなった忍は「芸能界に入ったら中山美穂になれると思ってた」というが、「姉妹だけど違うんだみたいなのもショックというか、挫折だった」と当時を振り返った。
とにかく中山忍ではなく、“美穂の妹”と見られてしまうことに「中山忍はどこに行ってしまうんだろうって…」「とにかく妹っていうのが大きかった。ひねくれてましたね。お姉ちゃんは華やかなのに妹は地味だね、みたいな…」と、常に比較されることが重圧だったようで「当時は大きなコンプレックスだった」と振り返った。
そんな中、忍が居場所をみつけたのがドラマの現場だった。「唯一、お芝居だけは『いいよ、忍ちゃんできなくても』と言われなかった。泣いても出来るまでやりなさいと厳しく育ててくれたのがお芝居の世界だった」と感謝し、今では139本の2時間ドラマに出演し「2時間ドラマの新女王」という異名がつくまでになった。
自分に自信が持てた今、姉との関係性は「時間があるときにはお姉ちゃんのライブも見に行くし、ご飯食べに行ったり、お洋服見に行ったりして、そこで妹根性爆発させて、これかわいいから欲しいなとかいって買ってもらったり。この年でもやってます」と、プライベートでも仲良く過ごしているという。
若い頃は姉をライバル視はしていなかったが「今の方がライバルって言ってみたい気持ちはある」と笑顔を見せていた。