新井被告の常習性も明らかに オイルマッサージで2人と性交、3人に手で…
派遣型マッサージ店の30代女性従業員に性的な暴行をしたとして、強制性交罪に問われた元俳優、新井浩文被告(40)の第2回公判が26日、東京地裁で開かれ、被告人質問で「抵抗はなかった」などと主張した。
新井被告は黒いスーツに黒いネクタイ姿。顔はややふっくらし、二重あごも目立った。被告人質問では、当日の状況について、「そけい部のマッサージ」をしてもらい、陰茎の「ギリギリ」「きわきわ」のところも触られ、「性的欲求が強くなった」「興奮してきた」などと、生々しく証言した。女性は「だめです」と何度も口にしたが、「物静かな言い方で、言葉は『ダメ』でも、そうは感じられなかった」「抵抗はされなかった」との主張を繰り広げた。
また、法廷では新井被告本人が出演し、当時の状況を再現した2分28秒のビデオも流された。女性役で当日の女性と同じ身長158センチの知人女性が出演。ベッド上の動きを再現したものだった。
オイルマッサージ店では、今回の女性を含め、2人と性交し、この2人以外にも3人に手で“処理”してもらった経験があるといい、新井被告の“常習性”も明らかになった。