ウィレム・デフォー ゴッホ役映画で来日「日本に戻ってこれてうれしい」
米俳優のウィレム・デフォー(64)が26日、都内で行われた主演映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」(11月8日公開)のジャパンプレミアに出席した。
生涯才能を認められずに孤独に生きた天才画家・ゴッホの半生を描く物語。デフォーは本作で第75回ヴェネチア国際映画祭で最優秀男優賞に輝いた。
公式来日は、02年公開「スパイダーマン」のキャンペーン以来17年ぶり。マイクを握ったデフォーは「プライベートでは来ていたけど、この作品で日本に戻ってくることができてうれしい」と久々の来日を喜んだ。
俳優のリリー・フランキー(55)がゲスト登場。黄色い花束をプレゼントしたリリーは「花を持ってくるのが女優じゃなくてすみません」とジョークを挟みつつ「監督の映画からからものすごく影響を受けた」とファンとして愛をぶちまけた。
ジュリアン・シュナーベル監督(67)は「『万引き家族』は本当に素晴らしかった」とリリーの演技を大絶賛し、極めつけに「映画を作る機会があればぜひご一緒したい」とラブコール。これにリリーは「長生きを心がけて生活します」と照れくさそうに笑った。