新井浩文被告 自演ベッド再現VTRを法廷上映…常習的にサービス求めていた

 公判を終え、東京地裁を出る新井浩文被告(撮影・出月俊成)
 公判を終え、東京地裁を出る新井浩文被告(撮影・出月俊成)
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 派遣型アロママッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われた元俳優の新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告(40)の第2回公判が26日、東京地裁(滝岡俊文裁判長)で開かれ、被告人質問が行われた。新井被告は自演の再現VTRを提出するなどし、抵抗がなかったと主張。アロママッサージ店を「限りなくグレーゾーンに近いお店だと思っています」と説明し、常習的に性的サービスを求めていたことも明らかとなった。

 初公判同様、黒のスーツにネクタイを締めた新井被告は、髪に白髪が交じり、疲れた表情で法廷入りした。

 当日は「服を脱がせる時、胸をなめる時、ズボンを脱がせる時、陰部に触れた時に抵抗がなく、かつ、ぬれていた。挿入時も特に抵抗がなかった」と、合意があると誤信する状況だったと主張。新井被告と、当日の女性と同じ身長158センチの知人女性が出演する、ベッド上の動きを再現した2分28秒の映像も流された。

 オイルマッサージ店を「限りなくグレーゾーンに近いお店」と表現。過去に幾度も性的サービスを受けているといい、誘い文句は「きわきわのマッサージをお願いします」。そけい部の奥まで施術してもらい、これまで2人と性交、3人に手で処理してもらったとした。その場で連絡先を交換し後日、性交した人数は「さっきの2人を入れて、4、5人」。女性が働いていた店以外にも行きつけがあったが、出禁になっていたことも判明した。

 新井被告は、女性に“きわきわおねだり”をした際、女性が「ダメです」と拒否の言葉を発したものの「柔らかく物静かな言い方で、言葉は『ダメ』でもそうは感じられなかった」と主張。「ダメ」とは言いつつ「マッサージはしてくれました。触れるか触れないか。どちらかと言われたら、玉に触れていた」との見解を示した。

 検察側は、挿入前に素股を拒否されているのに合意はあり得ないのではないかと追及。性交後に金銭を渡そうとしていることから、合意があると思っていたなら必要のない行為だと詰め寄った。

 新井被告は「まず行かないと決めています。やるならお店でなく知り合い、なおかつ男性に頼みます」と、オイルマッサージ店との断絶を宣言。第3回公判は10月23日で、被害者の意見陳述が行われる。判決公判は12月2日。

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