加藤登紀子「ほろ酔いコンサート」で河島英五さん、高倉健さん思い出披露

 「ほろ酔いコンサート2019」をPRした加藤登紀子=大阪市内
 「ほろ酔いコンサート2019」をPRした加藤登紀子=大阪市内
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 歌手・加藤登紀子(75)が27日、大阪市内で年末恒例の「ほろ酔いコンサート2019」(12月1日、梅田芸術劇場メインホールなど8都市9公演)の会見を行った。

 自身も来場者も酒を飲みながら楽しむコンサートで、10月に歌手生活55周年を迎える加藤にとって思い入れのある行事。「今回は55年間の出会いに感謝を込めて、河島英五さん、森繁久彌さん、高倉健さん、石原裕次郎さんらの思い出をつづりたい」と話した。

 河島さんとは2人で全国ツアーをしたり、1995年の阪神・淡路大震災の際は被災地へ歌を歌いに行ったりした仲だった。「神戸栄光教会で5年間、毎年1月17日に、暖房なしでコンサートをやった。彼といると何が起きるか分からない、本当に楽しかった」と振り返った。「75歳になったので、人生4幕目のクライマックス。これまでいろんなことがあったが、すべてはこれからのためのプロローグだったと思う」と、これまでの経験を糧にすることを誓った。

 今年は台風15号の影響で、千葉県にある自身の農園「鴨川自然王国」も被害を受けた。「稲刈りは済んでいたが、畑は全滅。周辺の農・畜産業の被害を見ると絶句する。過疎地で、ビニールハウスを直すにもお金がない人が大勢いる。新風を吹かせて復興できるように頑張りたい」と話した。

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