TOKIO城島、アイドルとは思えぬ生活…漁が終わっても畑からも寄り道せず帰宅
TOKIOのリーダー・城島茂(48)が28日、東京・テレビ朝日で、タレントの菊池梨沙(24)との結婚発表会見を行った。
TOKIOはアイドルグループおよびロックバンドとして1994年にデビュー。95年放送開始の「鉄腕!DASH!!(現在はザ!鉄腕!DASH!!)」で農業や漁業、製造業に携わっており、城島は省庁横断の会議である「農福連携等推進会議」に有識者として出席するレベルとなっている。
この日の会見で、報道陣から「かつてはよく飲み歩いていたと聞いているが」と問われた城島は「彼女と出会う前は、友だちと遊んだり、ご飯に行ったり、飲んだり、友だちづきあいが大事だったけど、出会ってから、いろんなケンカしたりしても仲直りして絆を深めていく仲で、この人といるのが一番楽しいのかなと思って」と回答。続けて「漁が終わっても、畑からも、真っ直ぐ寄り道しないで帰るようになりましたね」と、アイドルにはそぐわない回答で笑いを誘った。
また、父親になる思いについても「それぞれの土地といいますか、畑だったり海だったり。自分が経験したことで実際に触れてわかることを自分なりに伝えられたらいいなと思っています」と回答。「いろんな全国の農家さん、漁師さんから教わったことを、次につなげるっていうのが、こういうことなんだって感じていますね」と、芸能活動と同様に農業や漁業を大切にしていることをうかがわせた。
番組内でのTOKIOの活動拠点「DASH村」の所在地は、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた、福島県双葉郡浪江町。この日、報道陣1人1人に城島が手渡した引き出物は、浪江町に1928年に創業され、現在は同県の内陸部である河沼郡会津坂下町に移転している老舗の和菓子店「長岡家」の名物・小石饅頭だった。「お世話になっていて、ご縁がありましたので、選ばせていただきました」と、福島県への愛情と感謝も示した形となった。