人気ヒップホップユニット、Ｃｒｅｅｐｙ　Ｎｕｔｓ（クリーピーナッツ）のＤＪ松永が２８日、英国のロンドンで開催されたＤＪ世界一を決めるイベント「ＤＭＣ　ＷＯＲＬＤ　ＤＪ　ＣＨＡＭＰＩＯＮＳＨＩＰ２０１９」のバトル部門で優勝し、世界一に輝いた。

　同大会の日本支部「ＤＭＣ　ＪＡＰＡＮ」の公式ツイッター（＠ＤＭＣＪＡＰＡＮ＿ＤＪ）などが伝えた。同大会はターンテーブリストと呼ばれる人のための大会。レコードやＣＤをかけるターンテーブルを楽器と位置づけて、スクラッチをはじめとする様々な技術をつなげて披露する。バトル部門は１対１で、相手を上回るプレーを目指す。ＤＪ松永は８月の日本大会で初優勝し、この世界大会に進出していた。

　Ｃｒｅｅｐｙ　ＮｕｔｓはラッパーのＲ－指定と松永の２人組ユニット。ヒップホップシーンでの活躍はもちろん、Ｒ－指定は国内大会で日本一に輝いており、即興ラップ、フリースタイルの腕前を競う番組のテレビ朝日系「フリースタイルダンジョン」ではラスボス（挑戦者にとっての最後の関門）を務めるなど、メディアでの露出も多い。

　また、ラジオではニッポン放送系「オールナイトニッポン０」の火曜深夜を担当。“ヒップホップあるある”などを織り交ぜたフリートークから、シンプルな近況報告まで、ミュージシャンの枠を超えた笑いのセンスと話術で人気を博している。松永は個人としてＴＢＳラジオ「ＡＣＴＩＯＮ」（月～金曜、後３・３０）の水曜日を担当しており、今後も幅広い活躍が期待される。