あさイチ、福島の公園に誤解招く発言 福島県民からメール届く「遊べない公園はごく一部」
スタイリストの大草直子氏が4日、NHK「あさイチ」に生出演。福島県の公園に対して誤解を招く発言があったことから、エンディングで改めて真意を説明した。
プレミアムトークに出演した大草氏は、スタイリストという立場から、「自分が愛した洋服を次の人にもらってもらうことが、私の中ではすごいエコなこと」という持論から、フリーマーケットを行い、着なくなった服を次の人に着てもらうようにしていると説明。そのフリーマーケットの売り上げは経費をのぞいて「福島の子供達が今、公園で遊べなくなっているので、土壌が汚染されてて、それを掘り起こして新しい公園を作るために寄付している」と語った。
だが、これに福島県民からメールが届いた。番組エンディングのFAXやメールを紹介するコーナーで近江友里恵アナが紹介。「今朝はまず、(大草氏が)福島で子供達のチャリティ活動をされているとご紹介しましたが、福島の方からメールを頂きました」と文書を読み上げた。
そのメールには「公園で遊べない子供のためのご支援、ありがとうございます」とまずはお礼がつづられていたが、「ただ、遊べない公園はごく一部です。発言からは、福島の全ての公園が、と受け取れるようにも聞こえたので、メールしました。ご支援、ありがとうございます」と指摘するものだった。
近江アナは「もちろん、すべての公園で遊べないわけではないんですよね。改めてどんな活動をされているかご説明を」と大草氏にコメントを求めた。
大草氏は「新しい公園を作ろうというプロジェクトで、アパレル会社が主催しているので私も賛同して一部関わらせて頂いている」と説明。「(新しい公園を作って)こどもたちのために、沢山遊んでもらおうという(趣旨)」と、改めて説明していた。