松尾スズキ 芸術監督就任のシアターコクーンをローションまみれに?!
劇作家で「大人計画」主宰の松尾スズキ(56)が4日、大阪市内で、自身が監督と脚本、主演を務めた映画「108~海馬五郎の復讐と冒険~」(10月25日公開)の取材会に出席した。
脚本家の主人公が、中山美穂演じる妻のSNSでの浮気投稿についた「いいね!」と同じ数だけ女性を抱き、妻に復しゅうしていくR18作品。松尾を含めた50人以上の裸の男女が、多量のローションにまみれながら入り乱れる“女の海”が、目玉シーンとなっている。
内容が内容だけに、撮影場所探しに難航。松尾が芸術監督に就任したシアターコクーンの改装中に“女の海”を撮影したことを明かした。「就任と関係…あるんですね。打診を受け、OKを出していた頃。恩恵にあずかった。権力を最大限に使わせてもらった」と笑った。
観客の反応が、早くも気になるという。「今の日本人が見て、どう思うのかドキドキしている。エゴサーチはやめておこうと思います。本気でへこみますから…カミさんにいい意見だけ伝えてもらう」とネット反応の収集を妻に託した。