レーモンド松屋 五木ひろしに感謝「居場所を作ってくれた」…ライブで
シンガー・ソングライターのレーモンド松屋(68)が6日、東京・浅草花やしき劇場デビュー10周年記念ライブツアーの東京公演を行った。松屋は2010年7月に「安芸灘の風」でメジャーデビュー。五木ひろし(71)に楽曲提供した「夜明けのブルース」などのヒットで知名度を上げた。
ライブは松屋が「高校時代にあこがれた」というGSの名曲を中心に構成。「1番好きなバンド」というザ・ジャガーズの「君に会いたい」、「1番好きな曲」というザ・ゴールデン・カップスの「長い髪の少女」などに加え、デビュー10周年記念シングル「本気でいくから」、「夜明けのブルース」、「安芸灘の風」などアンコールを含め全16曲を披露した。
松屋はザ・スパイダーズを思わせるミリタリー風な衣装で登場し「中学時代にベンチャーズにあこがれ、高校を卒業してからはGSにあこがれてバンドをやっていた。やっと50年目にGSになれた」と満面の笑み。五木に対しては「メジャーの歌謡界で僕の居場所が見つかるキッカケを作ってくれた人」と感謝した。
今後の目標は「僕自身が歌って“本当にヒットしたね”と言われるようにしたい。紅白もそうだけど、たくさんの人に聴いてもらえる環境になったら」という松屋。「60歳以上の年齢制限付きでドームツアーや武道館でライブができたら」と目を輝かせた。