プロ野球界唯一の４００勝投手・金田正一さんの訃報を受け、親交が深かったタレント・ブルゾンちえみ（２９）が追悼コメントを寄せた。

　ブルゾンがブレーク前にアルバイトをしていた店の客が金田さんだったことが縁となり、スポーツと芸能という枠を超えて食事を共にする仲に。６日午前４時３８分に金田さんは息を引き取ったが、ブルゾンには「今朝、偶然ですが、金田さんに電話をかけたい気持ちになり、かけたんです。そこで亡くなられたということを知りました」と“虫の知らせ”があったという。

　突然の別れに、「思ってもないことに、驚きと悲しみが押し寄せ涙が止まりませんでした」と落胆。「でも、きっと、金田さんが電話を私にかけさせたのだな、と思いました。金田さんは、きっと今も私の側にいて、前と変わらず私を気にかけてくれているのだろうな、と今は思っています」と気丈な言葉をつなげた。

　誕生日は金田さんが８月１日、ブルゾンが同３日と２日違いのため、“合同お祝い”をした思い出もある。「私にとって、金田さんはすごくすごく大切な家族のような存在でした。バイト時代の私に『腹は減ってないか？ちゃんと食ってるか？』と毎日のように気にかけてくれました」と感謝。「これからも心の側に、金田さんがいて、応援してくれていると思いながらしっかり生きていこうと思いました」と天国の恩人に誓っていた。