「スラムダンク」イラスト集、来年4月に23年ぶり新規発売 11点描き下ろし
バスケットボール漫画の名作「SLAM DUNK」(スラムダンク、作者・井上雄彦)のイラスト集「PLUS/SLAM DUNK ILLUSTRATIONS2」が2020年4月3日(予定)に発売されることが8日、集英社から発表された。
「スラムダンク」のイラスト集としては、1997年6月に刊行された「INOUE TAKEHIKO ILLUSTRATIONS」に続く第2弾。2018年に刊行された「スラムダンク」の「新装再編版」(全20巻)のカバーイラストを中心に、「完全版」(2001年~02年、全24巻)や2004年に出された「1億冊感謝記念新聞広告」からなど、さまざまな出版物や企画のために描かれたイラスト130点超が収録される予定で、全イラストが初収録だとしている。
スケッチ、習作段階の未公開イラストも複数含まれ、カバーイラストを含めた11点を井上氏が新たに描き下ろすとしている。約30センチメートル四方の大型特殊判型で、本体予価は3600円。初版限定特典として、カバーイラストを縦12センチメートル、横24センチメートルサイズに印刷した特製ポストカードが封入される。
◆「SLAM DUNK」とは 集英社の「週刊少年ジャンプ」90年42号から96年27号まで連載されていた井上雄彦氏によるバスケットボール漫画。バスケ初心者・桜木花道を主人公に、マイペースながら高い得点能力を持つ流川楓、主将の赤木剛憲といった個性的な顔ぶれがそろう湘北高校バスケットボール部が全国大会、そして日本一を目指す物語。花道が成長する姿や、登場人物それぞれの青春を描くストーリー、井上氏による緻密で躍動感のある絵があいまって大人気作品となった。集英社によると、日本国内でのシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上という。
(C)井上雄彦 I.T.Planning,Inc.