俳優の船越英一郎（５９）が８日、都内で行われたＮＨＫＢＳプレミアム時代劇「赤ひげ２」（１１月１日スタート緒、金曜、後８・００）の会見に共演の中村蒼（２８）、佐津川愛美（３１）と出席した。

　原作者の山本周五郎没後５０周年を機に、１７年に制作された「赤ひげ」の第２弾。江戸時代の小石川養生所を舞台に、“赤ひげ”と呼ばれる謎めいた武骨な医師と青年医師や貧しい患者の交流を描く。

　過去に赤ひげ役は、数々の賞を受賞した三船敏郎さんが演じた。大先輩と同役を続投することに船越は「役者冥利（みょうり）に尽きる」と喜びいっぱい。時代劇が少なくなっている現状に目を向け「続けていくことが使命。私のライフワークにしたい」と意気込んだ。

　第二弾からは佐津川が参戦。同じ芸能事務所に所属する船越とすぐに打ち解けたという。役者として相談に乗ってもらうこともあれば「おちゃらけてくれたり。みんなが笑える雰囲気を作ってくださった」と大先輩の心遣いに感謝していた。