落合博満氏 阪神・矢野監督の評価は「0点ですよ」
元中日監督の落合博満氏(65)が、9日放送のMBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」(後11・56~深夜0・53)に出演。MCのブラックマヨネーズ・小杉竜一から「100点満点でいえば何点ですか?」と就任1年目の阪神・矢野燿大監督の評価を聞かれ「0点です」と即答。あまりの厳しさに、ゲストで阪神ファンのタレント・千秋から悲鳴が上がった。
阪神は5年ぶりのCSファイナルS進出を決めたが、落合氏は「優勝以外は全部0点ですよ」とキッパリ。続けて「ただ(巨人に勝って)日本シリーズに出て優勝する(日本一になる)可能性を残したということを考えれば、100点」と話し、千秋は満面の笑みで拍手を送った。
落合氏は「来年誰を4番に使うかといえば、俺だったら大山を使うよ」と断言し、スタジオをどよめかせた。開幕戦から4番に座りながらも、8月30日の巨人戦でスタメン落ちした大山悠輔内野手について「すべては福留と糸井ですよ。彼らが(大山を)サポートしなきゃいけないものが、シーズン通してあの2人が働けなかった」と解説した。
“4番・大山”への期待を熱く語った落合氏は「どれだけ周りから叩かれたんだ。跳ね返すものが彼にあるかどうか。それを試せる1年になるんじゃないかと思うよ」とエールを送る。
千秋から「もし将来、阪神から監督就任の打診があったら」と聞かれ、落合氏は「野球で優勝させてくれればそれでいいって言うのであれば、受ける可能性はある」と発言した落合氏。番組では、阪神を退団する鳥谷敬内野手についても言及。セ・パの両リーグのMVPも指名した。