川崎希、ネット中傷は「流産しろ」「放火のチャンス」…情報開示請求で名前特定
タレントの川崎希が8日、ブログを更新し、ネットでの嫌がらせをする人の発信者情報開示請求を行ったことの反響が大きかったことから、嫌がらせの詳細を明かした。
川崎は8日に放送されたフジテレビ系「ノンストップ!」でネットで本人や家族に対して嫌がらせの書き込みをした人の発信者情報開示の請求の申し立てが認められ、誹謗中傷した人の名前、住所が開示されたことが取り上げられた。3年前から嫌がらせの書き込みが始まったという。妊娠中には「本当に妊娠してないくせにウソつくな」「流産しろ」など心ない嫌がらせがあったことを明かしている。
この放送の反響は大きく、9日のブログでは「同じくネットでの書き込みに悩んでいる方や、タレントの方でも私と同じような内容で書き込みがあって悩んでいた方など色んな方からメッセージが来て他にもこんなに悩んでいた方がいたんだなと思いました」と記している。
そして嫌がらせの具体例として「レストランやお店など行った場所ほぼ全てにやってもいないことでのクレームの連絡を入れられたり(無銭飲食したとか窃盗したとか)」などとつづり、「流産しろ」などとのメッセージについては「さすがに酷すぎると思ったし、道を歩いていて知らない人には言わないのになぜネットだと知らない人にこんなことを言えるんだろうと悩んでいました」とも振り返った。
匿名掲示板で「着払いで荷物を送ろう」と呼びかけられたり、「海外にいる間は放火のチャンス」と言われたこともあったといい「こわい思いもたくさんあった」という。
情報開示請求から5カ月ほどかかったというが、特定できたことで「すごく安心した」ともいい、同じような悩みを抱えながらも諦めている人へ「発信者情報開示請求」を知ってもらうことで「嫌がらせを安易にする人も減ると思うので、番組でも取り上げていただいてありがとうございました」ともつづっていた。