宝塚音楽学校予科生が募金活動「子供たちの力になれるように」
タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(小林公一校長)の予科生が13日、阪急宝塚駅近辺で小児がんケアの募金活動を行った。
入学直後の5月に、宝塚大劇場内で緑の袴姿で本科生と共に募金活動を行ったが、今回は制服姿で予科生のみ。初夏の募金ではまだ初々しい様子を見せていたが予科生。だが10月からは男役と娘役に別れた歌のレッスンも始まり、今回は男役志望の生徒は低めの声で、娘役志望の生徒は可憐な声で「病気の子供たちにご協力をお願いします」と協力を呼びかけていた。
予科生代表の西村あみさんは「がんと戦う子供たちの力になれるよう、みんなで笑顔で、大きな声で呼びかけようと話し合いました」と笑顔。入学から半年となるが「立派な舞台人になれるよう、『清く正しく美しく』の教えをより一層意識するようになりました」と瞳を輝かせた。
今回集まった40万3210円は小児がんなど医療的ケアが必要な子供や家族の支援をする「公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金」に寄付される。