高橋光臣 南ア戦はフォワード勝負、「4強に行ける実力がある」…ラグビーW杯
俳優の高橋光臣(37)が13日、ラグビーW杯のスコットランド戦に勝利し決勝トーナメント進出を決めた日本代表を「選手、スタッフ、サポーターが一丸になった勝利と思います。すごいことをやってくれました」とたたえた。試合後にデイリースポーツの取材に応じた。
全国高校ラグビー7度優勝の名門、大阪・常翔啓光学園ラグビー部出身で、TBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」にラグビー部主将役で出演した芸能界有数のラガーマン。この日は、パブリックビューイングでファンとともに観戦した。
戦前は「25-23で日本の勝利」と予想しており、「28-21」という結果に「僅差の勝負になると思った。お互い反則が少なかったのも予想通りでした」と笑顔。それでも「日本の強さは僕の想像以上でしたね」と感服した様子だった。
20日の決勝トーナメント1回戦の相手は南アフリカ。前回大会の予選プールで勝利した相手だが、高橋は「元々強いのに、絶対に日本対策を入念にしてくるでしょう。厳しい戦いになる」と冷静に予想した。その上で「相手は背が高いので、バックス勝負になる。フォワード陣が何とか持ちこたえてくれれば、勝機はある」と話し、「今の日本なら4強に行ける実力がある。勝ちます!」と断言した。
「ノーサイド-」のみならず、昨年はNHKでもラグビーをテーマにしたドラマ「不惑のスクラム」に出演。ラグビーブームに貢献している高橋。「1ミリでも貢献できていたら、ラガーマンとしてうれしいです。でも今のラグビー熱は、これまでずっと盛り上げてきたOBや昔からのファンのおかげ。そういう方たちにお礼を言いたい気分です」と謙虚に語っていた。