ジャパン8強 紅白超えの瞬間最高53・7% スコットランド戦視聴率ぶっちぎり

 13日に日本テレビ系で放送されたラグビーワールドカップ(W杯)2019「日本対スコットランド」戦の平均世帯視聴率が、今年放送された全番組でトップとなる39・2%だったことが15日、分かった。これまでの今年最高は5日のサモア戦の32・8%だった。

 瞬間最高は53・7%で、午後9時41分、ラックから出たボールを山中が蹴り出し、日本代表が史上初めて決勝トーナメント進出を決めた瞬間だった。関西地区は平均37・2%で瞬間最高は関東と同時刻の52・2%だった。

 昨年のNHK「紅白歌合戦」の瞬間最高は45・5%(平均は41・5%)で“紅白超え”した。

 試合は福岡堅樹の2トライや、稲垣啓太の代表初トライなどがあり、28対21で勝利。前回のW杯で敗れた因縁の相手に勝利し、日本ラグビー史上初の決勝トーナメント進出をもぎとった。

 ラグビーW杯の日本戦は右肩上がりで視聴率が上昇。9月20日のロシア戦は18・3%、9月28日のアイルランド戦は22・5%。5日のサモア戦は32・8%。今回はさらに6・4ポイントの“爆上げ”となった。

 ちなみに昨年、高視聴率をマークしたスポーツ中継では6月19日のサッカーW杯ロシア大会「日本対コロンビア」(NHK総合)の平均48・7%、6月28日の同「日本対ポーランド」(フジ系)の44・2%などがある。

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