横山ひろし 妻の春けいこと夫婦漫才コンビ結成 12・1松竹座でお披露目
6月に多臓器不全のため70歳で死去した漫才師横山たかしさんの相方・横山ひろし(72)が、妻で漫才コンビ「春やすこ・けいこ」の春けいこ(61)と夫婦漫才コンビ「横山ひろし・春けいこ」を結成したことが16日、所属の松竹芸能から発表された。
2人は12月1日に大阪・松竹座で行われる「令和元年 大阪松竹座 お笑い披露公演」で初舞台に臨む。会見に出席した横山ひろしは「ピンでやってもいいかなと思っていたが、2人なら大人の漫才がやれると思った。新人の気持ちで頑張りたい」と、けいこと見つめ合った。
「春やすこ・けいこ」は“漫才界のピンク・レディー”として、80年代の漫才ブームを席巻。ひろしとけいこは82年に結婚し、2014年にも一度、単発の企画で夫婦漫才を披露している。けいこは「フレッシュな気持ちで。嫁が相方で、夫を助ける漫才コンビもそういない」と笑顔。M-1などの賞レースにも挑んでいく。
松竹座では昨年に続く、2度目のお笑い公演。8月に約1年7カ月ぶりの舞台復帰を果たした海原はるか・かなたや酒井くにお・とおる、安田大サーカスなど松竹芸能の東西芸人が集結する。酒井くにお(71)は「吉本にはないものを松竹でやりたい」と意気込んだ。