ラグビーＷ杯１次リーグＡ組（プールＡ）を４連勝で１位突破した日本が、２０日に決勝トーナメント１回戦を迎えて、南アフリカと激突する。柏日体高校ラグビー部出身のＴＲＦ・ＤＪ　ＫＯＯ（５８）が、南アの強さを分析。ブレイブブロッサムズ（誇り高き桜＝日本代表の愛称）のベスト４進出を願って、熱いエールを送った。

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　ラグビーＷ杯！日本代表ついに８強！あらためてプールＢの南アフリカの試合（ニュージーランド戦、イタリア戦）を見た。やはりディフェンスの早さとフォワードの縦への攻撃（３列目の突破力は強力）、そして両ウイングの得点力は確かにすごい。それは前回日本とのテストマッチでも伺えた。しかし、カオスな状態から突破口を作ることで（それが大変なんだけど）、ＴＲＹに結び付くパターンが幾度と見うけられた。

　そんな南アに対して我が日本代表は、ジャッカル、オフロードパス、そして今大会どこのチームより素早く巧妙なバックスのパス回しは、南アディフェンスを崩す有効な武器として効果を発揮するだろう。タフな南アディフェンスを前後に揺さぶり、ニュージーランドやイタリアとは違った日本独自の優勢プランが展開される。前回南アとのテストマッチ（９月６日）を熊谷で見た時の日本代表とは、格段に強くなっている。そして課題とされていたキックに対しての処理は、予選プールで十分に修正された戦いを見せてくれている。

　自陣でのペナルティー、敵陣ラインアウトからのモールは警戒しエリアマネジメント、要所要所日本らしい戦いを見せてくれれば、スコットランド同様、南アを封じてしまう。南アもプライドをかけ全力で挑んでくるだろう。しかし、今大会日本の修正力と予選プールを全勝で勝ち上がって来た勝ちグセ、勝ちスキルは、ズバリ７０％の確率で日本代表が勝つと予想します！！

　一筋縄では行かない南ア、意地と意地とのぶつかり合い。接戦も予想される。ＳＯ田村優選手（同じエイベックス所属）のペナルティー、コンバージョンキック＆ドロップゴールが、さらに勝利に拍車をかけてくれる。日本国民皆のエールが必ず日本代表をベスト４に導く。自分は日本が勝つことしか考えていない。２０日は日本中が４強の拳を突き上げるだろう。ラグビーＷ杯！！日本最強最ＫＯＯ！！