漫画家・吾妻ひでおさん死去 69歳「ななこSOS」「失踪日記」
漫画家の吾妻ひでおさんが13日に亡くなったことが21日、分かった。吾妻さんのツイッターで発表された。69歳。食道がんで療養中だった。すでに通夜、告別式は近親者のみで行われ、後日、お別れの会を開く予定。
吾妻さんは69年にデビューし、自身の体験を漫画家した「失踪日記」や、アニメ化もされた「ななこSOS」など、ヒット作を発表。05年の「失踪日記」で同年の日本漫画家協会賞大賞に選ばれた。
ツイッターでは「永年の読者の皆さまのご支援と励ましのお言葉に改めて御礼申し上げます」と感謝がつぶやかれていた。
吾妻さんは17年3月のツイッターで「食道がん治療のため現在入院です」と病気を告白。その後も入退院を繰り返していることをツイッターで明かしていた。