元KAT-TUN田口&小嶺被告 異例の延期裁判も…懲役6月 執行猶予2年
大麻取締法違反(所持)の罪に問われたKAT-TUNの元メンバーで歌手の田口淳之介被告(33)と、元女優の小嶺麗奈被告(39)に対し、東京地裁は21日、それぞれ懲役6月、執行猶予2年(求刑はいずれも懲役6月)の判決を言い渡した。当初の判決は7月30日の予定だったが、検察側の請求でこの日に延期。関東信越厚生局麻薬取締部が捜索差し押さえをした際に撮影した映像をマスコミに提供していたことが発覚し、押収物の証拠能力に問題がないか調べていたという。
田口被告は黒スーツ、小嶺は縦じまのブラウスに濃緑のパンツを合わせた前回と同じ装いで証言台に並んだ。田口被告が保釈時に土下座し、前回の公判では小嶺被告が法廷上で“逆プロポーズ”するなど、異例尽くしの展開が続いた裁判は最後も3カ月延期というイレギュラーな形で判決を迎えた。
判決延期を請求した検察側によると、麻薬取締部が5月22日に田口被告と小嶺被告の家を捜索差し押さえした際、撮影した映像をマスコミに提供していたことが原因。麻薬取締部から7月25日に報告があり、手続きの適法性や押収物の証拠能力について8月22日まで調べていたという。
小嶺被告の弁護士は延期決定後の7月29日に「捜査機関のミスが原因で、無罪判決になりかねないことが判明」とつづったが、結局は“問題なし”との結論で判決に至った。同弁護士はこの日も「プライバシー権が著しく損なわれた。麻薬取締部の人権侵害」と詰め寄り、延期した3カ月分の期間を判決から減ずることを求めた。
判決前に証言台に並び、最後の言葉を促された2人は「一歩ずつ進む」と口にした。田口被告は「深く申し訳なく思っています。共に支えてくれる方々と一歩ずつでも、進んでいきたい」と前を見据え、小嶺被告は「温かい言葉をかけてくれるファンや友人、家族のそばで一歩一歩、強くなれるよう前進していきたい」と決意表明。10分の休廷ののちに判決を告げられると、田口被告は裁判長と傍聴席に深く一礼し、退廷した。田口被告の弁護士は「控訴は検討しているが、たぶんしないと思います」としている。
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