ドン小西氏、驚く 昭恵夫人衣装は「新調じゃない」「ありもので…ちょっとビックリ」
ファッションデザイナーのドン小西氏が23日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGoSmile~」に出演し、22日に行われた即位礼正殿の儀に出席した安倍昭恵首相夫人のファッションに言及。即位礼正殿の儀では、膝丈の白いスカートだったことがネットで話題となっていたが、ドン小西氏は、その衣装が今年の夏に一度着用したワンピースだったことを明かし「ビックリする」と驚いた。
番組では、即位礼正殿の儀に出席された各国のプリンセスたちのファッションを特集。その中で、話題となった昭恵夫人の衣装についても取り上げた。
昭恵夫人は袖が大きく膨らんだ膝丈の純白のワンピース姿だったが、ロングドレスではなかったことにネットは心配の声も上がっていた。
首相官邸のHPでは女性参列者の服装については「ロングドレス、デイドレス、白襟紋付きまたはこれらに相当するもの」という一文が上がっていることから、小西氏は昭恵夫人のワンピースは「お昼だからデイドレス。1人1人の解釈の問題」とコメント。膝丈姿だったことには「昭恵さんの解釈だった」とした。
そして「膝上だからどうよと思うが、実はこれは新調した洋服じゃない」と言いだし「夏にぼく外務省の仕事を手伝ったんだけど、アフリカ会議で着ていた」と暴露。「会議で着ていた洋服を着てくるというのがちょっとクエスチョンだった」と語った。
石井亮次アナが「自分で選ばれるんですか?」と聞くと「そうです」と言い「だから、普通だったら絶対これを選ばないよね。着回しじゃない、ありものでどうにかしちゃった。これはビックリするよね」と首を傾げた。
そして小西氏は「1人1人ドレスコードがあっても解釈が面白いよね」といい、「敢えてあるものを着てきた、この丈でっていうのを分析すると、多分彼女は特別な人に見て欲しくない、公人でなく平民として見てもらいたいのがすごく強かった」と推察。「お金も作る時間もあった。ちょっとぼくに電話くれればいくらでもそろえられた。でも敢えて着てきた」と語り、“敢えて”を強調した。
饗宴の儀で着てきた和服については「あれもちょっと旅館の仲居さんみたい。もうちょっと柄とか…」と苦言を呈したが「本人も仲居さんレベルで十分ですと…」と分析。「あれ以来、平民でいたいという思いがすごく出てる」と、森友学園問題以来の昭恵夫人の心情を推察していた。