チュート徳井「怠慢により納税できず」申告漏れで謝罪 理由は“ルーズさ”
お笑いコンビ、チュートリアルの徳井義実(44)が東京国税局に計1億2000万円の所得隠しと申告漏れを指摘されたことが23日、明らかになり、同日夜に大阪市内で会見した。
グレーのスーツに黒のネクタイで神妙な表情で頭を下げ「今回は私のだらしなさ、怠慢により納税できず、ちゃんと税金を納めていらっしゃる方に不快感を与えてしまったことをおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。
1億2000万円という金額については「客観的にもとんでもない金額です」と顔を紅潮させ反省した。
経緯について「一般の社会人として考えられないんですが、だらしないルーズなところがあり、明日しようとか、時間ないし銀行へ行ってなんやかんやと明日にしようと先延ばしにして、そこからのびのびになって、来年まとめて申告しようとなって…」と先延ばしにしたことが原因とした。
関係者によると徳井は個人で設立した会社「チューリップ」が、2018年までの7年間で計約1億2000万円の申告漏れを指摘された。うち約2000万円は仮装隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しと認定された模様。追徴税額は重加算税などを含め約3400万円で、既に追徴課税の納税と修正申告を済ませたとされる。
吉本興業によると、「チューリップ」は2009年設立で社員数は徳井1人。タレントとしてのギャラを受ける目的の会社という。