ジャニーズＪｒ．のユニット・ＳｉｘＴＯＮＥＳとＳｎｏｗ　Ｍａｎが、来年１月２２日に同時ＣＤデビューすることが２３日、分かった。故ジャニー喜多川前社長（享年８７）の誕生日だったこの日、ＹｏｕＴｕｂｅのＪｏｈｎｎｙ’ｓ　ｏｆｆｉｃｉａｌチャンネル・ライブ配信で発表された。デビューシングルは、２組が同一の音源に楽曲を収録する両Ａ面。Ｓｏｎｙ　Ｍｕｓｉｃから「ＳｉｘＴＯＮＥＳ　ｖｓ　ＳｎｏｗＭａｎ」、ａｖｅｘから「ＳｎｏｗＭａｎ　ｖｓ　ＳｉｘＴＯＮＥＳ」と２つの名義でリリースされるという異例づくしだ。

　ジャニーズ史上初の同時デビュー。歴史を刻むにふさわしい、サプライズ感満載の船出となる。両Ａ面のコラボシングル。そして、それぞれのグループ名を冠した２つの名義。ＳｉｘＴＯＮＥＳはソニー・ミュージック、Ｓｎｏｗ　Ｍａｎはエイベックス・エンタテインメントからのデビューだが、レーベルの垣根を越えた壮大なスケールでデビューを飾る。

　門出の日が決まり、ＳｉｘＴＯＮＥＳのジェシー（２３）は「デビューされている先輩方に一歩でも近づけるように、沢山の方々に僕達の魅力、個性、感動、勇気などをたくさん与えられたら嬉しいなと思います」と改めて決意。Ｓｎｏｗ　Ｍａｎの岩本照（２６）も「これからたくさんの夢を叶えていく旅へと出発します。感謝の気持ちを忘れずに、その旅路に広がる想像も超えるすごい景色を、より多くの人と共有していきたいと思います」と力強く誓った。

　この日は、亡き恩師の誕生日。お互いに切磋琢磨し、共に歩んできた仲間である２組がそれぞれの道を歩むにあたり、引き続きライバルとして仲間として、これからもずっと互いに高め合っていってほしいと願いを込め、同時デビューを決めたのは他でもないジャニーさんだ。くも膜下出血で倒れる２日前に、この決意を託した。

　そして、アーティスト名義の「ｖｓ」は、滝沢秀明副社長（３７）が考案した。戦いという意味ではなく、本来「ｖｅｒｓｕｓ」という言葉が持つ「対になる」「対置」という意味合いから、互いに切磋琢磨してきた２組にふさわしいとの思いを込めた。

　ジャニーズでは昨年５月２３日のＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ「シンデレラガール」以来、１年８カ月ぶりとなる、令和初のメジャーデビュー。新時代を担う２組が、サプライズずくめでスタートを切る。