小倉智昭 IOCの東京五輪マラソン・競歩札幌移転案に怒り「道筋として許せない」
キャスターの小倉智昭(72)が25日、司会を務めるフジテレビ系の生番組「とくダネ!」で、IOCによる2020年東京五輪のマラソン・競歩札幌移転案を「道筋として許せない」と批判した。
小倉は「僕は別に札幌でやってもいいと思うよ。そりゃ前もってキチンと準備をしてちゃんとそれなりにできるんだったらよ」と、札幌移転案にはそれなりの理解を示した。
その上で「でもやっぱり道筋として許せない。オリンピックがなんたるものか、誘致がなんたるものか、それに対して国がどれだけお金を使って、それでオリンピック委員会で投票を得てっていう、その段取りを踏まえてずーっとやってきてるのに、じゃあ一つの種目だけ他でやれっていうのが、オリンピック委員会で決められるんですか?それだったら何だって、どこにでも移せるじゃないですか。それだったら何のための投票なのかなあと思って。僕そこのところ、すごく腹が立ってる」と、IOCのやり方に怒りをあらわにしていた。