志らく、体罰に持論 愛の鞭は「都合のいい言葉」 星野監督の“鉄拳制裁”にも言及
落語家の立川志らくが25日、TBS系「グッとラック!」で、しつけと体罰の境界線について議論した際に、“鉄拳制裁”で有名だった故・星野仙一氏について触れ「鉄拳制裁がなければもっと強い監督になっていたというのが私の判断です」と持論を語った。
番組では、福岡県内の保育園の副園長が園児を殴ってケガをさせ傷害容疑で逮捕された事件について特集。その中で「しつけ」と「体罰」の境界線についての意見も採り上げた。
志らくは「愛の鞭って、誰が考えた言葉なのか。都合のいい言葉」と断じ、「すぐれた指導者は決して手を挙げない。私の師匠の(立川)談志も手を挙げたことは一度もない。手をあげそうな顔をしてるけど」と訴えた。
志らくは大のドラゴンズファンでもあるが「ドラゴンズの元監督の落合さんも大好きなんだけど、決して手を挙げない」と指摘。
一方で、中日といえば“鉄拳制裁”で有名な亡くなった星野仙一氏もいたが「星野仙一監督はどうなんだってなるんだけど、あの監督はものすごくクレバーな監督だから。チームを強くしたのはクレバーだから」と、鉄拳で強くしたのではなく、頭脳で強くしたと主張。「体罰とセットみたいになってるけど、鉄拳制裁がなければもっと凄い監督になっていたというのが私の判断ですけどね」と持論を語っていた。