チュート徳井義実が活動自粛 吉本が発表「自身の行動を深く反省した結果」
個人事務所の申告漏れと所得隠しが発覚し、騒動になっているお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(44)が当面の間、活動を自粛することが26日、分かった。所属の吉本興業が発表した。吉本が報道各社に送付した文面には「自身の行動を深く反省した結果、本日をもって、当面の間、活動を自粛することとした」とつづられた。
徳井はコメントを寄せ「このたびは、私の税金に関する問題において、世間の皆さま、関係者の皆さまに大変なご迷惑をかけ、不信感を与えてしまい、誠に申し訳ございませんでした。私自身深く反省し、当面の間、芸能活動を自粛させていただくことになりました。これからは、あらためて納税に対する意識、仕事のこと、自分自身のこと、しっかりと見つめ直していきたいと思っております。本当に申し訳ございません」と謝罪した。
これによって、相方・福田充徳(44)とともに出演予定だったこの日の東京・ルミネtheよしもとの舞台は休演に。代役はタカアンドトシが務める。
徳井については、2009年に設立した個人事務所「チューリップ」の、約1億1800万円の申告漏れと約2000万円の所得隠しが発覚。23日深夜に大阪市内で会見し、「自分の怠慢で」などと過失による申告漏れであることを強調した。
だが25日には、会社設立以来一度も期限内に納税したことがなかったことも明らかになった。こうした動きを受け、レギュラーを務めているTBS系「人生最高レストラン」は26日の放送休止を決定。静岡産業大も、11月16日に予定されていた、徳井がボーカルを務めるバンド「鶯谷フィルハーモニー」の学園祭出演中止を発表していた。