徳井 「いだてん」予告では声だけの“出演” 姿映らず
NHK大河ドラマ「いだてん」の第40回が27日に放送され、次回予告でチュートリアル・徳井義実(44)の声だけが流れた。徳井は東京国税局に個人事務所「チューリップ」の申告漏れと所得隠しを指摘され、26日に活動自粛を発表している。
徳井は64年の東京五輪女子バレーボール日本代表を率い、「鬼の大松」の異名をとった大松博文監督を演じている。ドラマ自体の撮影はすでに終了しており、今月4日に打ち上げが行われた。
次回、第41回のタイトル「おれについてこい!」は、大松監督の代名詞で流行語にもなった。予告では後に「東洋の魔女」と呼ばれた日本女子バレーの練習シーンが映されたが、大松監督の姿はなく、「死んでも立て!」とゲキを飛ばす徳井の声が流れた。
徳井の出演は11月3日の第41回から終盤までの予定だった。NHKは「対応を検討中」(26日時点)としている。
なお、「いだてん」の公式サイトに掲載された「あらすじ」では、“田畑は、鬼監督・大松(徳井義実)とキャプテン・河西(安藤サクラ)率いる女子バレーボールチームに注目する”という文章も掲載されている。