5度目の正直 ついに涼真が主役 TBS看板ドラマ枠「日曜劇場」来年1月スタート
俳優の竹内涼真(26)がTBS系ドラマ「テセウスの船」(来年1月スタート。日曜後9・00)で主演することが27日、分かった。現在、木村拓哉(46)主演の「グランメゾン東京」が放送され、過去には「半沢直樹」(13年)もあった同局の看板ともいえる「日曜劇場」。「下町ロケット」(15、18年)「陸王」(17年)など、同枠の作品で演技を磨いてきた竹内が、「仮面ライダードライブ」(14~15年)以来の主演に挑む。
日曜劇場は同局にとって話題作が続く“ドル箱”。これまで同枠のドラマに4作出演した竹内も「自分を知ってもらえた」と存在の大きさを実感しており、「みんなが見る骨太のドラマで主演は本当にうれしい」と大喜びしている。
ドラマは週刊コミック誌「モーニング」で連載されていた東元俊哉氏の同名漫画が原作。竹内演じる殺人犯の息子が、父が殺人事件を起こす直前の31年前にタイムスリップして真相を明らかにしようとする物語だ。
殺人犯の息子を演じるに当たり、友人に親子関係を“聞き取り調査”したところ、自身とは父親との距離感が全く違うことに気付いた。家庭ごとに異なる親子の形を踏まえた上で、「頭で調理しながら演じたい」と難役に立ち向かっていく。
日曜劇場では、20年4月期に「半沢直樹」の続編が放送されることがすでに決まっている。キムタクと半沢という超強力コンテンツにはさまれる形となる竹内だが、「(視聴率で)金メダル取る自信があります!」と五輪イヤーに輝くことを宣言した。