すかんち、ドクター田中さんが57歳で死去 ROLLY「心から愛すべき奇妙な人」
ロックバンド・すかんちのキーボード担当のドクター田中こと、田中尚人さんが亡くなったことが29日、分かった。同バンドのROLLYが公式HPで発表した。
ROLLYは「すかんちのメンバー、ドクター田中こと、田中尚人氏が先週、57歳という若さで永眠されました。これまで応援してくださった皆さま、ありがとございました。謹んでお悔やみ申し上げますと共に、故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます」とつづり、訃報を伝え、田中さんの写真をアップした。
ROLLYはツイッターでも田中さんを追悼。「大切な仲間が又別次元に旅立った」と切り出し「すかんちにとってドクター田中は無くてはならぬトリックスターで、心から愛すべき奇妙な人でした」と田中さんを悼んだ。そして「彼と演奏する事の出来ない寂しさを未だ受け入れがたいですが、独特な美意識でドラマチックに人生を生き抜いた彼は永遠に皆の中で怪しい光りを放ち続けるのです。合掌」とつぶやいた。
すかんちは90年にメジャーデビュー。「恋のマジックポーション」がバラエティ番組のテーマ曲に使われ注目を浴びた。