三代目・小林直己 リドリー・スコット氏から「存在感がある」…俳優業へ増す意欲
三代目 J SOUL BROTHERSの小林直己(34)が29日、都内で行われたNetflix映画「アースクエイクバード」(11月15日配信)の記者会見に出席した。
同作は小林のハリウッドデビュー作。自らオーディションを受けて、謎の日本人カメラマン・禎司役をゲットした。小林は「日本を題材にした映画で、日本を尊重してくれる皆さんと撮影できてすごくうれしかった。初めて英語を中心として映画に出られて光栄です」とあいさつした。
小林はハリウッドデビューにあたり「日本で英語のトレーニングを積んで、しっかり準備しました」と明かした。今後の俳優業についても「(今月)ロンドン映画祭に行った時に(製作総指揮の)リドリー・スコットから“君には存在感がある。俳優を続けた方がいい”と言われました。日本語と英語の両方使って2人を追いかけたい」と主演のアリシア・ヴィキャンデル(31)とウォッシュ・ウエストモアランド監督(53)を見やった。
小林の役作りへのこだわりはすさまじく「5カ月前から80年代当時のフィルムカメラで東京の街を撮っていました」と告白。劇中にはディスコで踊るシーンもあるが「ダンスが大好きなファンも喜んでくれると思う。監督からは『醉いどれ天使』(黒澤明監督)を参考にしてくれと言われました」と明かした。
そんな小林にヴィキャンデルは「どれだけ準備して来たのかと感じたし、いつもカメラを持って撮影していました。彼の目の奥にストーリーがある」とベタぼめ。ウエストモアランド監督も「オーディションで禎司は彼だと思った。(キャスティングディレクターの)奈良橋さんには彼にはスターの要素があるよと言ったよ」と明かした。