内田也哉子 母・樹木希林さん「そっくりと言われ続け」嫌だったのはあのCMキャラ

 樹木希林さんの思い出のCMについて話す内田也哉子=ANAインターコンチネンタルホテル東京
多くの関係者が集まり盛大に行われた贈彰式=ANAインターコンチネンタルホテル東京(撮影・園田高夫)
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 昨年9月に亡くなった樹木希林さん(享年75)の長女で、エッセイストの内田也哉子(43)が1日、都内で、「59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」贈賞式に出席した。樹木さんが40年間出演していた「富士フイルム」のCMで演技賞に選出されたため、代理で受賞した。

 樹木さんが演じたコミカルなキャラクター・綾小路さゆりは、ルックスをイジられることも多かった正月定番のシリーズ。内田は「見ての通り、母にソックリと言われ続けてます。テレビの役の母に似てるのがもどかしくて、イヤな筆頭株が綾小路さん。子供の頃はからかわれることが、よくあったので」と受け継いだDNAの、苦い思い出を語った。

 同CMでは綾小路役の樹木が「美しい人はより美しく そうではない人はそれなりに」というキャッチコピーも流行語に。内田は「美しくない方なんで…」と淡々とした口調にユーモアをにじませ、話していた。

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