朝ドラ脚本交代の林氏「このドラマが誰かのエールになれますよう」HPに意欲示していた

 NHKは5日、俳優・窪田正孝主演の次期連続テレビ小説「エール」の脚本家が、林宏司氏から、清水友佳子氏と嶋田うれ葉氏、および番組スタッフに交代することを発表した。林氏は「エール」の発表時にNHKのドラマ公式HPで、今回の朝ドラへの意欲をにじませていた。

 林氏は00年に脚本家デビュー。フジテレビ系「医龍」「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~1、2」などの医療系、フジテレビ系「離婚弁護士」NHK「ハゲタカ」など社会派も手掛ける人気脚本家だ。

 今回の朝ドラ執筆に関し、林氏はNHKドラマの公式HPで、主人公のモデルとなる作曲家の古関裕而氏を取り上げたことに「静かな人がいました。その人は、音楽史上に燦然と輝く業績を残しながら、ことさらそれを喧伝することもなく、妻を愛し、仲間を愛し、ただひたすら自分のできること、しなければならないことに全力を注いで一生を全うした…。少し前の時代ならざらにいて、今ではついぞ見かけることのなくなった、古きよき日本人…それが、私の想像する古関裕而という作曲家です」と説明。

 そんな古関を支えた妻にもスポットを当て「明るくポジティブな妻と、気弱だけど天才の夫…夫唱婦随ならぬ“婦唱夫随”。ドラマはそんな2人の物語であり、また激動の昭和史でもあります」と2人を描きながら、昭和史を重ねる意欲を示し「暗い時代も明るい時代も、人々の心を揺さぶり、励まし続けた“古関メロディ”のように、このドラマが、どうか、朝のひととき、誰かの“エール”になれますように」と意気込みを示していた。

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