安田顕 土を食べたと告白「意外といけましたよ」
俳優の安田顕(45)が5日、東京・渋谷のNHKで開かれた、同局の愛知発地域ドラマ「黄色い煉瓦~フランク・ロイド・ライトを騙した男~」(11月27日放送、後10・00)の会見に出席した。
詐欺師と言われた愛知・常滑(とこなめ)のれんが職人の真実を描く物語。安田は「自分にしか作れないものを」と、黄色いれんが作りに情熱を注ぐ久田吉之助を演じており、自身の役について「人間くさくて職人肌がある」と解説した。
れんがに使う粘土を探すシーンでは実際の職人さながら土を口にする場面もあり、共演の俳優・平田満(66)は「口の中が大変でした。じゃりじゃりでした」と苦笑い。安田は「僕は意外といけましたよ。カットされましたが、その辺にある土も食べた。こっち(粘土質)の方がいけた」と明かし、平田は「向いてますね」とツッコみ、笑わせていた。
同作にはBOYS AND MENの小林豊(30)や、愛知県出身のプロフィギュアスケーター・村上佳菜子(24)など、愛知にゆかりがあるキャストが多く出演。病に襲われる役を好演した安田に、小林は「食事制限もされていてストイックだった。本当に尊敬する先輩です」と目を輝かせていた。