濱田岳と水川あさみの「喜劇 愛情物語」に最優秀脚本賞 東京国際映画祭閉幕
第32回東京国際映画祭のクロージングセレモニーが5日、都内で行われた。コンペティション部門の各賞が発表され、俳優・濱田岳(31)と水川あさみ(36)が夫婦を演じた「喜劇 愛妻物語」が最優秀脚本賞に選ばれた。脚本も手掛けた足立紳監督(46)は「私生活の部分も出しましたが、濱田岳君と水川あさみさんが文字を体現してくれた」と、キャストに感謝した。
東京グランプリ/東京都知事賞にはデンマーク映画「わたしの叔父さん」が輝いた。酪農家の叔父とめいの関係を描いた作品で、フラレ・ピーダセン監督は「数少ないクルーとスタッフで撮った作品。光栄な賞だ。初めて日本に来ることができ、おもてなしにも感謝している」とスピーチした。
コンペ部門の受賞作品は次の通り。
◇東京グランプリ/東京都知事賞=「わたしの叔父さん」
◇審査委員特別賞=「アトランティス」
◇最優秀監督賞=サイード・ルスタイ「ジャスト6・5」
◇最優秀女優賞=ナディア・テレスツィエンキーヴィッツ「動物だけが知っている」
◇ 最優秀男優賞=ナヴィド・モハマドザデー「ジャスト6・5」
◇最優秀芸術貢献賞=「チャクトゥとサルラ」
◇最優秀脚本賞=「喜劇 愛妻物語」
◇観客賞=「動物だけが知っている」