第32回東京国際映画祭のクロージングセレモニーが5日、都内で行われ、コンペティション部門などの各賞が発表され、東京グランプリ/東京都知事賞にはデンマーク映画「わたしの叔父さん」(フラレ・ピーダセン監督)が輝いた。ピーダセン監督は「数少ないクルーとスタッフで撮った作品。光栄な賞だ。初めて日本に来ることができ、おもてなしにも感謝している」とあいさつした。
日本作品では足立紳監督(46)が脚本も担当した「喜劇 愛妻物語」が最優秀脚本賞を受賞。同監督は「私生活の部分も出しましたが、濱田岳君と水川あさみさんが文字を体現してくれた」とキャストに感謝した。