俳優、モデルの眞栄田郷敦（１９）が７日、都内のホテルで行われた、父で俳優の千葉真一（８０）の芸能生活６０周年記念祝賀会に出席。昨年１０月に芸能界デビュー後、初めて父と一緒に公の場に登場した。郷敦は千葉と９６年に再婚した玉美夫人の次男。兄は俳優の新田真剣佑（２２）。

　報道陣の取材に応じた郷敦は父について「同じ世界に入らせていただいて、６０周年を迎えた父の偉大さというか…。他にはいない、本当に偉大な父だなと感じていてます」と発言。また、プライベートに関しても「普段の父として見ると、すごく子ども思い。すごく思ってくれている父です。僕たちのことをたくさん考えてくれる父です」と感謝した。

　「俳優として何かを直接教えてくれるのは少ない」と、直接の指導はあまり受けていないというが、「背中を見て育ちたいというか、いろんなものを自分で（父から）盗みたいと思います。俳優としてより、人としての部分を、しっかり小さいころから教えてもらいました」と笑顔で話した。

　自身も芸能界デビューから１年を迎え「最近やっぱり同じ世界に入れて、ある意味（父に）また近づけたという思いがある」と手応えも口に。「いつかカメラの前で正面に立って、親子でやれたら」と、将来的な父子共演の夢も語った。