千葉真一 親子4人初共演に感無量「2世タレントはいっぱいいるけどニセモノになるな」
俳優の千葉真一(80)が7日、都内で、芸能生活60周年記念祝賀会を開催した。長女で女優の真瀬樹里(44)、長男で俳優の新田真剣佑(まっけんゆう、22)、次男で俳優、モデルの眞栄田郷敦(ごうどん、19)も出席。昨年10月に郷敦が芸能界デビューして以来初めて公の場で芸能人として親子4人が集まった。
千葉は開演前、俳優となった2人の息子について「入ったからには、半端なことは許せねえよと。2世のタレントはいっぱいいますけど、ニセモノになるな、と言っています」と笑顔。会の終盤では、3人が千葉に向けて手紙を朗読した。
真剣佑は「千葉さん」、郷敦は「オヤジ」、真瀬は「パパ」と、三者三様の呼び名で感謝の思いを吐露。真剣佑は「僕らもデビューして、やっと千葉さんのすごさが分かった。輝いている千葉真一の姿をもっと見せて下さい」と語り掛け、郷敦は「もっともっと勉強して、オヤジの正面に立ちたい」と話した。
千葉は返礼に、世阿弥の「風姿花伝」から抜粋した言葉を自ら記した巻物を3人に渡し、感無量の表情でそれぞれと抱擁した。会には歌手・北島三郎(83)ら、900人が出席。北島は「芸道60年、80歳。すべてに関して生かされていることの素晴らしさを感じました」と笑顔で話した。