城之内早苗 イベント中にマイクトラブル…地声を張り上げてカバー
歌手の城之内早苗(51)が8日、都内で新アルバム「早苗歌」の発売記念イベントを行った。徳間ジャパン移籍後の初アルバムでソロデビュー曲「あじさい橋」の令和バージョン、新録曲「夏泊恋歌」、故石原裕次郎さんの名曲「北の旅人」など全13曲を収録。新録曲とカバー曲で構成したフルアルバムはほぼ25年ぶりだという。
イベントでは最初に「あじさい橋~令和ヴァージョン~」を披露。城之内は「(1986年に)おニャン子クラブでデビューさせていただいて、30年ちょっとたちました。40代で平成のニューバージョンを作り、令和を迎えて令和バージョンを…」と言った所で突然マイクの音がブツ!と途絶えた。城之内は動揺することもなく、地声を張り上げ、アルバムの内容を説明。マイクの音が戻ると「びっくりしたじゃない。演出じゃないんです」とファンに呼びかけた。
城之内は3曲目に「北の旅人」を歌唱。曲が終わりファンに一礼すると、また同曲のイントロが鳴り出し、けげんな表情を浮かべていると「早苗ちゃん、おめでとう」と巨大なブランデーグラスを持ったゆうたろう(49)が登場した。城之内は思わぬサプライズに笑いが止まらず、ハンカチで顔をふきながら必死でデュエットした。
ゆうたろうは裕次郎さんの物まねが売りだが、城之内は「やられたわ。全然知らなかった。また、機械のトラブルかと思ったわよ。またカラオケがかかって…」と驚きを隠さず。ゆうたろうから「ソフトで女心をストレートに出される」と褒められると「ご本人のような方とご一緒させていただいて、よく分かんないけど、うれしい」と話していた。